Home » その他 感染症

麻疹が成人でも流行

16 5月 2011 No Comment

国立感染症研究所は5/13、2011年第17週の報告例は30例〔第1~17周(5/9現在)の累積数は184例〕で、2009年の週平均報告数13.8例、2010年の同8.8例と比較して大幅な増加であると発表した。都道府県別では、第17週迄に28都道府県から報告され、東京都77例、神奈川21例、広島19例、愛知10例の順となっており、東京と神奈川からの報告が全体の53%と際立っている。年齢群別累積報告数では、20歳以上が85例と46%を占め、この内の80%は20~30代の症例で、成人での流行が目だっている。また、原因となった麻疹ウィルスの特徴として、主にヨーロッパで大きな流行となっているD4型、東南アジアで流行しているD9型など海外由来の遺伝子であることが分かってきている。はしかは感染力が極めて強く、空気(飛沫核)感染や接触感染など様々な経路で感染する。年齢にかかわらず、命に関わる重篤な疾患で、主な症状は高熱や発疹、脳炎や肺炎など重篤な合併症を引き起こすこともある。

Comments are closed.