【
鳥インフル、豚で人感染型に変異 】
2010年9月3日
東京大医科学研究の調査で、人に感染すると約6割が死亡する高病原性鳥インフルエンザウィルス(H5N1)が、インドネシア で豚に広がり、一部は人に感染しやすいタイプへ変異したことがわかった。豚は鳥と人に感染するインフルエンザウィルス のどちらにも感染する。このため二つのウィルスが交雑して、人に感染しやすく変異した新型ウィルスによる大流行が 警戒されている。研究チームは、今後、豚のウィルスを監視することが大切だとしている。
【
新型インフルエンザ対策 再構築 】
2010年8月31日
政府は8/27、国内のパンデミック(大流行)は終息したと宣言した。昨年11月末に流行のピーク迎え、今年3月に 沈静化して以降、季節を外れての流行の兆しが見られないことなどから判断した。今後は、通常の感染症 対策として対応する体制に切り替える。今後の方針では、高原病性の鳥由来の新型インフルエンザが発生した場合 に備え、水際対策の体制整備,社会・経済機能維持のための条件整備,ワクチン接種耐性,医療提供体制の整備 等について検討し、行動の見直し行うなど、早期に新型インフルエンザ対策の再構築を図るとしている。
【
新型インフル、タミフル耐性ウィルスも通常型並み感染力 】
2010年8月30日
東京医科学研究所による動物実験で、抗ウィルス薬タミフルに耐性を持つ新型インフルエンザウィルスが通常の新型ウィルスと 同程度の感染力と病原性を持っていることがわかった。従来は、タミフル耐性ウィルスは広がりにくいと考えられて いたが、季節性のAソ連型のように耐性ウィルスが世界中に広まった例もあり、新型インフルエンザでもタミフル耐性 ウィルスの感染が人の間で広がる可能性があり、ウィルスを注意深く監視する必要があるとしている。
【
インフル患者報告数、3週ぶりに減少 】
2010年8月30日
国立感染症研究所は8/27、全国約5000医療機関を対象にした定点調査の結果、8/16〜8/22に新たに 医療機関を受診したインフルエンザ患者は1医療機関当0.03人(前週0.04人)で、3週間ぶりに減少したと発表した。 都道府県別では、沖縄県がトップで0.76。以下鳥取県(0.14)、徳島(0.08)、大分(0.07)の順となっている。
【
口蹄疫、終息宣言 宮崎 】
2010年8月27日
東国原知事は27日、県庁で記者会見し、口蹄疫の終息を正式に宣言した。約29万頭の家畜が殺処分された 口蹄疫は発生から4ヶ月余りを経てようやく終息。終息宣言をもって家畜の安全性を全国にアピールした。 今後、感染ルートの解明や県内畜産業の復興が焦点となる。県内の家畜市場は29日以降、順次再開され、30日 から口蹄疫発生農場の安全性を確認するため、「観察牛」の試験飼育が始まる。
【
保健所管内で結核集団感染 大阪 】
2010年8月24日
大阪府は23日、門真市と守口市を管轄する守口保健所管内の会社などで、結核の集団感染が発生したと発表 した。従業員やその家族11人が感染し、うち6人が発病した。平成18年3月に同社の男性従業員が肺結核と診断 され、守口保健所は同年6月から、男性の家族と同僚ら計26人の結核診断を実施したところ、今年6月までに11人 の感染を確認。現在も3人が治療を継続している。
【
病院で結核集団感染 茨城 】
2010年8月24日
龍ヶ崎済生会病院は21日、呼吸器内科病棟勤務の女性看護師が結核を発病し、家族や同僚看護師ら計25人に 感染したと発表した。家族2人の発病と医師ら13人の感染を確認。いずれも重症には至らず、通院治療中という。 患者への感染は確認されていない。病院は「看護師は患者と接触する際、常時マスクしていたので、患者への感染は低い」としている。
【
百日ぜきが3週間ぶりに増加 】
2010年8月24日
国立感染症研究所は8/20、百日ぜきの患者報告数が3週ぶりに増加したと発表した。全国3000箇所の 小児科定点医療機関からの百日咳の患者報告数は8/2〜8日の週は149例(前週114例)。過去5年間の 同時期の平均と比較してやや多い。都道府県別では兵庫が25例で最多、以下東京、大阪、神奈川と続いている。
【
インフル定点、2週連続で微増 】
2010年8月24日
国立感染症研究所は8/20、全国約5000医療機関を対象にした定点調査の結果、8/9〜8/15に新たに 医療機関を受診したインフルエンザ患者は1医療機関当0.04人(前週0.03人)で、2週連続で前週から0.01増加したと 発表した。都道府県別では、沖縄県がトップで0.83。以下大分県(0.21)、福井、香川(ともに0.13)の順となっている。
【
発熱外来30ヶ所に 京都 】
2010年8月20日
京都府,京都市は19日、新型インフルエンザ対策専門家会議を開き、強毒型の新型インフルエンザに対応した医療体制などを協議、流行が想定される場合には「発熱外来」を府内30程度の病院で開設する方針を決めた。昨年の新型インフルエンザ(弱毒性)発生時に一部の医療機関に患者が集中して現場が混乱した為、発熱外来を増やすことで、スムーズな患者対応を図る。また現在公立病院が中心だが、私立病院にも協力を依頼するようにしている。
【
新型インフルエンザ流行続く インド、ニュージーランド 】
2010年8月20日
WHO(世界保健機構)は8/11、新型インフルエンザの終息宣言を出したが、インド、ニュージーランドでは依然流行が続いている。 インド政府によると、8/9〜15日の1週間で新たに確認された新型インフルエンザの患者数は1155人で、内84人が死亡した。確定患者数は前週の942人から200人以上の増加となり、感染が拡大している。 ニュージーランドでは、8/9〜15日の10万人当りの受診率が143.8人と、前週(110.7人)よりさらに増加し、昨年のピークの50%に達した。
【
新型インフル対策検討 厚労省 】
2010年8月18日
新型インフルエンザについて、WHO(世界保健機構)が世界的な大流行の終息宣言をしたことで、厚生労働省は、ワクチン 接種を促す事業を継続するかどうかなど、専門家の意見を聞きながら今後の対応を検討していくことにしている。 また、現在新型と位置づけているA型H1N1タイプを従来の季節性と同じ扱いにする方向でも検討を始めている。
【
新型インフル、大流行終息宣言 WHO 】
2010年8月17日
世界保健機構(WHO)は8/10、新型インフルエンザ(H1N1型)のパンデミック(世界的大流行)は終息し、ポスト・パンデミック期 (最盛期後)に移行していると宣言した。現在は、インドやニュージーランドなどを除き、流行は沈静化している。 パンデミック終息の要因として、ウィルスが強毒性に変異しなかった事,ワクチンの効果があった事,抗インフルエンザ薬タミフルの耐性が広がらなかった事などを挙げた。ただ、ウィルスの流行は予測不能だとして、医療関係者に引き続き警戒を呼びかけた。
【
インフル定点、微増 】
2010年8月17日
国立感染症研究所は8/13、全国約5000医療機関を対象にした定点調査の結果、8/2〜8/6に新たに 医療機関を受診したインフルエンザ患者は1医療機関当0.03人(前週0.02人)で、前週より0.01増加したと発表した。 前週からの増加は9週ぶりとなる。都道府県別では、沖縄県がトップで0.62。以下大分県(0.40)、三重県(0.07)、 福岡県(各0.06)の順となっている。
【
インフル定点 4週ぶりに無し 】
2010年8月6日
国立感染症研究所は8/6、全国約5000医療機関を対象にした定点調査の結果、7/26〜8/1に新たに 医療機関を受診したインフルエンザ患者は1医療機関当0.02人(前週0.03人)で、2週連続して減ったと発表した。 インフルエンザ定点医療機関当りの患者報告数が流行入の指標となる「1.0」と上回る都道府県が4週ぶりになくなった。 都道府県別では、沖縄県がトップで0.6。以下岐阜県(0.08)、山形県、三重県、福岡県(各0.06)の順となっている。
【
結核集団感染 兵庫 】
2010年8月5日
兵庫県は4日、新淡路病院(洲本市)の入院していた男性が結核と診断され、他に入院患者や職員ら 18人が集団感染し、うち6人が発病したと発表した。発病者のうち、3人は別の医療機関に入院。 残りの3人は通院していて、重症者はいない。病院では、入院患者と職員約100人について検査を 実施し、今後2年間は接触者の経過観察をするとし、院長は「今後は院内感染予防体制をより強化 させる」としている。
【
百日咳、4週ぶりに増加 】
2010年8月2日
国立感染症研究所は7/30、百日ぜきの患者報告数が4週ぶりに増加したと発表した。全国3000箇所の 小児科定点医療機関からの百日咳の患者報告数は7/12〜18日の週は167例(前週153例)。過去5年間の 同時期の平均は76.4例。都道府県別では神奈川が20例で最多、以下東京・京都、千葉と続いている。
【
手足口病、5週連増加 】
2010年8月2日
国立感染症研究所は、小児科定点当りの患者報告数が7/12〜7/18の週は、3.94(前週3.86)で5週連続 して増加したと発表した。依然過去5年の同時期(平均1.92)と比較してかなり多い。都道府県別では、 高知(13.33)が最も多く、次いで大分(9.39)、静岡(8.19)、新潟(8.18)、山形(7.17)の順だった。
【
インフル患者、4週ぶり減 】
2010年8月2日
国立感染症研究所は7/30、全国約5000医療機関を対象にした定点調査の結果、7/19〜25に新たに 医療機関を受診したインフルエンザ患者は1医療機関当0.03人(前週0.04人)で、4週ぶりに減ったと発表した。 都道府県別では、定点当りの患者発生報告数が2週続けて1.0越えた沖縄県がトップで1.05。以下三重県(0.10)、 佐賀県(0.08)、福井県・香川県(ともに0.06)の順となっている。
【
手足口病、4週連続で増加 】
2010年7月28日
国立感染症研究所は、小児科定点当りの患者報告数が7/5〜7/11の週は、3.86(前週3.11)で4週連続 して増加したと発表した。以前過去5年の同時期と比較してかなり多い。都道府県別では、高知(12.63)が 最も多く、次いで大分(12.08)、山口(10.10)、福井(8.27)、滋賀(7.38)の順だった。
【
インフル患者、沖縄県で3週連続増加 】
2010年7月26日
国立感染症研究所は7/23、全国約5000医療機関を対象にした定点調査の結果、7/12〜18に 新たに医療機関を受診したインフルエンザ患者は1医療機関当0.04人(前週0.04人)で、4週連続で 変わらなかったと発表した。都道府県別では、3週連続して患者発生報告数が増加した沖縄県 が1.17で、流行の目安となる1.0を上回った。以下千葉県・神奈川県(0.08)、静岡県(0.07)、三重県 (0.06)の順となっている。
【
インフル患者、沖縄県で3週連続増加 】
2010年7月26日
国立感染症研究所は7/23、全国約5000医療機関を対象にした定点調査の結果、7/12〜18に 新たに医療機関を受診したインフルエンザ患者は1医療機関当0.04人(前週0.04人)で、4週連続で 変わらなかったと発表した。都道府県別では、3週連続して患者発生報告数が増加した沖縄県 が1.17で、流行の目安となる1.0を上回った。以下千葉県・神奈川県(0.08)、静岡県(0.07)、三重県(0.06)の順となっている。
【
手足口病、3週連続で増加 】
2010年7月21日
国立感染症研究所は、小児科定点当りの患者報告数が6/28〜7/4の週は、3.11(前週2.56)で 3週連続して増加したと発表した。都道府県別では、高知(12.23)が最も多く、次いで大分(11.14)、 山口(9.18)、福井(7.50)、宮崎(6.25)の順だった。
【
インフル患者、福井県で急増 】
2010年7月20日
国立感染症研究所は7/16、全国約5000医療機関を対象にした定点調査の結果、7/5〜11に 新たに医療機関を受診したインフルエンザ患者は1医療機関当0.04人(前週0.04人)で、3週連続で 変わらなかったと発表した。都道府県別では、2週連続して患者発生報告が無かった福井県が 1.03と急増、最も多かった。以下沖縄県(0.74)、岐阜県(0.18)の順となっている。
【
家畜市場再開、車輌消毒・防護服着用 】
2010年7月12日
「口蹄疫」の拡大を警戒し、4月下旬から競り市を中止していた熊本・大分両県の家畜市場が11日、 約2ヶ月ぶりに子牛の競り市を再開した。早朝から関係車両の消毒が続き、市場は生産者、購買者 ともに防護服の着用が義務付けられ、防疫が徹底された。
【
百日ぜきが減少、手足口病は増加 】
2010年7月12日
国立感染症研究所は7/12、百日ぜきの患者報告数が4週ぶりに減少したと発表した。全国3000箇所 の小児科定点医療機関からの百日咳の患者報告数は6/21〜27日の週は208例(前週288例)。都道 府県別では東京が38例で最も多く、以下神奈川、千葉、兵庫、埼玉、大阪と続いている。 また、手足口病の小児科定点医療機関当りの患者報告数は、6/21〜27日の週は2.56(前週1.78)で 2週連続で増加し、2000年以降の同時期では、同年に次いで2番目に多い。都道府県別では、大分が 最多(9.67)で、山口、高知、福井、宮崎、愛媛の順となっている。
【
鳥インフルエンザで死亡−インドネシア 】
2010年7月9日
WHO(世界保健機関)は7/5、インドネシアの女性がH5N1鳥インフルエンザで死亡したと発表した。 患者は5/25に発症、6/1に死亡した。これでインドネシアで確認されたH5N1の累計感染者数は 166人となり、死亡例は137人で世界最多。また全世界の感染者数の累計は500人に達した。
【
新型インフルエンザ、国内死者201人に 】
2010年7月9日
厚生労働省は7/9、新型インフルエンザに感染した国内の死者が201人に達したと発表した。 死亡したのは10代のこどもで、これで2週続けて死亡者が出た。
【
インフル患者、前週と変わらず 】
2010年7月9日
国立感染症研究所は7/7、全国約5000医療機関を対象にした定点調査の結果、 6/28〜7/4に新たに医療機関を受診したインフルエンザ患者は1医療機関当0.04人(前週0.04人)で、 前週と変わらなかったと発表した。また、流行の指標となる「1.0」を超えた地域はなかった。
【
百日咳の患者数、急増中 】
2010年7月5日
国立感染症研究所は7/4、百日ぜきの患者報告数が急増していると発表した。全国3000箇所の 小児科定点医療機関からの百日咳の患者報告数は6/14〜20日の週で288例と前週の220例から 大きく上回った。都道府県別では東京・千葉が34例で最も多く、以下神奈川、茨城、栃木と関東 地域に報告数の多い都県が集中している。年齢別では、20歳以上の報告割合が年々増加し、 今年は51.3%と過半数を占めている。
【
インフル患者、3週連続で減少 】
2010年7月2日
国立感染症研究所は7/2、全国約5000医療機関を対象にした定点調査の結果、 6/21〜27に新たに医療機関を受診したインフルエンザ患者は1医療機関当0.04人(前週0.06人)で、 3週続けて減少したと発表した。また、流行の指標となる「1.0」を超えた地域はなかった。
【
新型インフルエンザ、国内死者200人に 】
2010年7月1日
厚生労働省は6/30、新型インフルエンザに感染した国内の死者が200人に達したと発表した。 死亡したのは、昨年冬に感染し入院を続けていた幼児で、基礎疾患はなかったとの事。 新型インフルエンザによる死者は昨年12月に100人を越えたが、今年に入り沈静化していた。
【
防衛大学校で新型インフル集団感染 】
2010年6月25日
横須賀市保健所の調査で、防衛大学校で新型インフルエンザの集団感染が発生したことが24日までに わかった。感染経路は不明で22日時点の患者数は34人。横須賀市内で新型インフルエンザの感染が 確認されたのは、今年になって初めて。
【
インフル患者、2週連続で減少 】
2010年6月25日
国立感染症研究所は6/25日、全国約5000医療機関を対象にした定点調査の結果、 6/14〜20に新たに医療機関を受診したインフルエンザ患者は1医療機関当0.06人(前週0.07人)で、 2週続けて減少したと発表した。また、流行の指標となる「1.0」を超えた地域はなかった。
【
インフル患者、やや増加 】
2010年6月14日
国立感染症研究所は6/11日、全国約5000医療機関を対象にした定点調査の結果、 5/31〜6/3に新たに医療機関を受診したインフルエンザ患者は1医療機関当0.11人(前週0.10人)で、 前週よりやや増加したと発表した。また、流行の指標となる「1.0」を超えた地域は3週続けて 山口県のみだった(1.17)。
【
手足口病、山口県が警報発令 】
2010年6月9日
山口県は8日、乳幼児の感染症「手足口病」の流行発生警報を県内全域に発令した。5月最終週に 1医療機関当りの患者数が、7.59人となり、国の警報基準(5人)を2週連続で越えた。手足口病は 主に夏期に流行し、飛沫や接触で感染する。流行のウィルスは毎年異なり、今年は髄膜炎等中枢神経の 合併症の発生率が他のウィルスより高いEV71が主流という。
【
新型インフル対策、危機管理体制の大幅強化を 】
2010年6月8日
新型インフルエンザ対策を検証する厚生労働省の総括会議が8日開催され、国立感染症研究所や 保健所など、危機管理を担う組織の大幅強化や人材育成などを提言する報告書をまとめた。 会議には感染症対策の専門家や医療関係者らが参加し、再流行や病原性の高いインフルエンザの 発生に備えた国や自治体の行動計画の見直しや予算充実などを求めた。
【
中国、鳥インフルエンザで女性死亡 】
2010年6月7日
中国衛生部は4日、鳥インフルエンザにより湖北省鄂洲市の22歳の女性が3日死亡したと発表した。 女性は5/23に発症し、その後入院治療を受けていた。WHO(世界保健機構)の統計によると中国 では昨年7人が鳥インフルエンザに感染し、内4人が死亡。今年に入ってからは初の感染報告となる。
【
インフル患者、3週ぶり減少 】
2010年6月4日
国立感染症研究所は6/4日、全国約5000医療機関を対象にした定点調査の結果、5/24〜5/30に 新たに医療機関を受診したインフルエンザ患者は1医療機関当0.10人(前週0.13人)で、3週ぶりに減少 したと発表した。また、流行の指標となる「1.0」を超えた地域は2週続けて山口県(1.14)のみだった。
【
新型インフル、感染ピーク越す 警戒水準は維持 】
2010年6月4日
世界保健機構(WHO)は3日、新型インフルエンザの世界的大流行(パンデミック)が最盛期(ピーク)を越えた との声明を発表した。ただし、今後も「パンデミックは続くと予想される」とし、警戒水準は最高レベルの 「フェーズ6」が維持された。新型インフルエンザは終息への移行期に入りつつあると見られているが、 最終的なパンデミックの終結には、なお期間を要する見通しである。
【
手足口病、近年最多ペースで流行 】
2010年6月2日
国立感染症研究所は、乳幼児の口や手足に発疹ができる感染症「手足口病」が過去11年で 最も多くなっていると発表した。多くは軽症ですむが、今年は中枢神経系の合併症を起こし やすい種類のウィルスが目立っているという。過去には国内でも死亡例がある。例年は6月から 感染が増えるが、今年は3月以降増加し、平成12年以降の同時期比で最多が続いている。
【
百日咳、成人患者が急増 】
2010年5月31日
国立感染症研究所の調査で、百日ぜきの成人患者の割合が、この10年で急増しており全体の 5割以上を占めてることがわかった。百日咳は成人だと症状が重くなることはあまりないが、 ワクチン未接種の乳幼児がかかると死に至る恐れがあり、成人が乳児にうつす危険性がある。
【
インフル患者、4週ぶり増加 】
2010年5月31日
国立感染症研究所は5/28日、全国約5000医療機関を対象にした定点調査の結果、 5/17〜5/23に新たに医療機関を受診したインフルエンザ患者は1医療機関当0.13人(前週0.08人) で、4週ぶりに増加したと発表した。また、流行の指標となる「1.0」を超えた地域は山口県のみ (1.06)。山口県では、4月以降6小学校で学年・学級閉鎖の措置が取られた。
【
口蹄疫 牛舎2棟を新設 】
2010年5月27日
宮崎県は、口蹄疫の感染を避ける為、県家畜改良事業団(高鍋町)から西都市の仮説牛舎に 避難している主力種牛5頭について、同じ敷地内に鉄骨造りの畜舎2棟を新設し、3頭と2頭に 分けて飼育を始めた事を明らかにした。県農政水産部は「宮崎の畜産にとって最後の砦。 何とか感染を防ぎたい」としている。
【
農水省、口蹄疫拡大で国・県の防疫態勢調査へ 】
2010年5月27日
農林水産省は25日、宮崎県で口蹄疫が蔓延している問題で、国や県の防疫態勢に問題があった 可能性があるとして、調査に乗り出す方針を固めた。2004年に定めた国の口蹄疫防疫指針では、 「都道府県は予め市町村と協議し、焼却、埋却場所の確保に努めるよう指導する」と規定して いるが、同省は、この指針が十分守られていなかった可能性があるとみており、調査チームは、 埋却地の確保状況・発生直後の消毒の実施状況などを調べる方針だ。
【
口蹄疫拡大、全国で警戒 】
2010年5月26日
宮崎県で発生した口蹄疫の県外拡大を警戒する働きが全国各地で広がっている。 宮崎県から離れた地域で牛舎や豚舎周辺を消毒する畜産農家が増え、万が一に備えて種牛を 隔離する働きもある。人間を介して感染が広がる可能性も警戒し、各地の動物園では入園者の 消毒や動物との接触制限などの動きも出てきた。 口蹄疫の感染力は強く、感染した動物の体液や便への直接接触の他、ワラなどの飼料に付着した ウィルス、空気感染など、様々なルートで感染する。
【
口蹄疫 封じ込め徹底、経済的損失回避へ 】
2010年5月26日
宮崎県で拡大を続ける口蹄疫。感染の疑いがある家畜の出た農場などは200ヶ所に 達し、牛・豚など14万頭以上が殺処分の対象となった。 口蹄疫は牛や豚以外にも羊・山羊・シカなど蹄が偶数に割れた「偶蹄類」がかかる ウィルス性家畜伝染病。感染すると1週間〜10日前後で発症。舌や口の中、蹄の付け根 などに水泡ができ、発熱や大量のよだれなどの症状が出る。人には感染せず、感染 した家畜の肉・乳を口にしても人体には害はないが、家畜がやせ衰えば、商品価値が 落ち、ブランド和牛などは価値を失ってしまう。現在、政府は家畜の経済的価値の下落を 避ける為に懸命に封じ込めを行っている。 2001年にイギリスで発生した口蹄疫の被害は、フランス、オランダなどEU諸国にも広がり、イギリス だけで650万頭が殺処分され、被害額は80億ポンド(約1兆円)に上った。
【
インフル患者、前週と同じ 】
2010年5月21日
国立感染症研究所は5/21日、全国約5000医療機関を対象にした定点調査の結果、 5/10〜5/16に新たに医療機関を受診したインフルエンザ患者は1医療機関当り0.08人 (前週0.08人)で、前週と同じだったと発表した。また、流行の指標となる「1.0」を 超えた地域も2週連続でなかった。
【
新型インフル、昭和大82人集団感染−山梨県 】
2010年5月18日
山梨県は17日、昭和大学富士吉田キャンパスで、新型インフルエンザの集団感染があったと 発表した。感染したのは、1年生81人と職員1人の計82人で、全員軽症。 県は、「流行が沈静化しても、再流行の可能性もある」と注意を呼びかけている。
【
インフル患者、2週連続で減少 】
2010年5月14日
国立感染症研究所は5/14日、全国約5000医療機関を対象にした定点調査の結果、 5/3〜5/9に新たに医療機関を受診したインフルエンザ患者は1医療機関当り0.08人 (前週0.17人)で、2週連続で減少したと発表した。流行の指標となる「1.0」を超えた 地域はなかった。
【
インフル患者、3週間ぶり減少 】
2010年5月11日
国立感染症研究所は5/11日、全国約5000医療機関を対象にした定点調査の結果、 4/26〜5/2に新たに医療機関を受診したインフルエンザ患者は1医療機関当り0.17人 (前週0.20人)で、3週間ぶりに減少したと発表した。流行の指標となる「1.0」を上回った のは、3週連続で佐賀県(1.64)だけだった。
【
新型インフルエンザの男性死亡 札幌 】
2010年5月10日
札幌市は10日、新型インフルエンザに感染した40代男性が入院先の病院で死亡したと 発表した。死因は新型インフルエンザ肺炎で、基礎疾患は無かった。 国内の死亡例は、3月12日に長野県で20代男性が死亡して以来で199人目となった。
【
インフル患者、2週続けて増加 】
2010年4月30日
国立感染症研究所は4/30日、全国約5000医療機関を対象にした定点調査の結果、 4/19〜4/25に新たに医療機関を受診したインフルエンザ患者は1医療機関当り0.20人 (前週0.14人)で、2週連続で増加したと発表した。新型インフルエンザウィルスの検出は 減少しているが、季節性の割合は継続的に増加している。流行の指標となる「1.0」 を上回ったのは、前週に続き佐賀県(1.92)だけだった。
【
新型インフル感染、ぜんそくの子どもの約9割が呼吸障害 】
2010年4月26日
日本小児アレルギー学会の調査で、新型インフルエンザを発症し入院した子どもで呼吸困難に 陥ったのは、ぜんそくの子どもは94.9%、持病が無い子どもでも76.4%だったことがわかった。 新型インフルエンザによる発熱から呼吸困難になるまでの平均時間は、ぜんそくの子が12.9時間、 持病無しの子は17時間で、呼吸困難になった子の約9割は発熱から24時間以内に出現していた。
【
インフル患者、12週ぶりに増加 】
2010年4月23日
国立感染症研究所は4/23日、全国約5000医療機関を対象にした定点調査の結果、 4/12〜4/18に新たに医療機関を受診したインフルエンザ患者は1医療機関当り0.14人 (前週0.12人)で、12週ぶりに増加しと発表した。新型インフルエンザウィルスの検出は減少が 続いており、季節性の割合が更に増加している。流行の指標となる「1.0」を上回った のは、佐賀県(1.51)だけだった。
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インフル患者、季節性の割合増加 】
2010年4月16日
国立感染症研究所は4/16日、全国約5000医療機関を対象にした定点調査の結果、 4/5〜4/11に新たに医療機関を受診したインフルエンザ患者は1医療機関当り0.12人 (前週0.17人)で11週続けて減少したと発表した。2月頃までは検出されるインフルエンザ のウィルスはほとんど新型だったが、3月以降では、新型の割合が8割にまで減少し、 A型香港やB型の割合が増えている。
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インフル患者、10週連続で減少 】
2010年4月12日
国立感染症研究所は4/9日、全国約5000医療機関を対象にした定点調査の結果、 3/29〜4/4に新たに医療機関を受診したインフルエンザ患者は1医療機関当り0.17人 (前週0.23人)で10週続けて減少したと発表した。流行の指標となる「1.0」を上回った のは、佐賀県(2.23)のみであった。
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超多剤耐性菌、国内初の確認 】
2010年4月8日
船橋市立医療センター(千葉県)に入院していた20代の患者が、国内で使用されて いる約30種類の抗生物質が全て効かない、超多剤耐性のアシネトバクター菌に感染 していた事が7日わかった。センターでは、直ちに感染症対策を施した個室に移動し、 院内感染の防止策を取った為、感染の拡大はなかった。国立感染症研究所に よると、今回の菌は抗生物質がまったく効かない最強のタイプとのこと。
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今年のはしか 神奈川に集中 】
2010年4月8日
国立感染症研究所は6日、今年1/4〜3/28までのはしか患者の発生数を発表した。 全国の患者数は97人で、昨年と比較すると減少しているが、その約30%がワクチン接種 率の低い神奈川県に集中している。
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インフル患者、9週連続で減少 】
2010年4月5日
国立感染症研究所は4/2日、全国約5000医療機関を対象にした定点調査の結果、 3/22〜3/28に新たに医療機関を受診したインフルエンザ患者は1医療機関当り0.23人 (前週0.41人)で9週続けて減少したと発表した。流行の指標となる「1.0」を上回った のは、沖縄(1.16)、佐賀(1.10)の2県のみであった。
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インフル患者、8週連続で減少 】
2010年3月29日
国立感染症研究所は26日、全国約5000医療機関を対象にした定点調査の結果、 3/15〜3/21に新たに医療機関を受診したインフルエンザ患者は1医療機関当り0.41人 (前週0.51人)で8週続けて減少したと発表した。流行の指標となる「1.0」も3週連続で 下回り、「1.0」を上回ったのは、富山(2.23)、佐賀(1.97)、岩手(1.88)、新潟(1.48)、 沖縄(1.36)、山形(1.35)の6県であった。
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インフル患者、7週連続で減少 】
2010年3月23日
国立感染症研究所は17日、全国約5000医療機関を対象にした定点調査の結果、 3/8〜3/14に新たに医療機関を受診したインフルエンザ患者は1医療機関当り0.51人 (前週0.77人)で7週続けて減少したと発表した。前週に引き続き、流行の指標と なる「1.0」を下回り、警戒レベルの注意報・警報が発表されている都道府県は0。 「1.0」を上回ったのは、富山(1.79)、佐賀(1.77)、新潟(1.73)、山形(1.52)、岩手(1.42)、 沖縄(1.00)の6県だけだった。
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インフル患者、5週連続で減少 】
2010年3月5日
国立感染症研究所は5日、全国約5000医療機関を対象にした定点調査の結果、 2/22〜2/28に新たに医療機関を受診したインフルエンザ患者は1医療機関当り1.36人 (前週1.76人)で5週続けて減少したと発表した。定点以外を含む全国の医療機関を 1週間に受診した患者数は約7万人。(前週9万人)ほとんどが新型で、これまでの 累積の推計患者数は約2059万人。1機関当りの人数は38都府県で減少。最多は福井 (4.56)、次いで佐賀(3.74)、富山(3.06)となっている。
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インフル患者、4週連続で減少 】
2010年3月1日
国立感染症研究所は26日、全国約5000医療機関を対象にした定点調査の結果、 2/15〜2/21に新たに医療機関を受診したインフルエンザ患者は1医療機関当り1.76人 (前週2.81人)で4週続けて減少したと発表した。定点以外を含む全国の医療機関を 1週間に受診した患者数は約9万人。(前週15万人)ほとんどが新型で、これまでの 累積の推計患者数は約2052万人。1機関当りの人数は山形と新潟を除く45都道府県 で前週より減少。福井だけが5を超えた。
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新型インフル、最高レベルの警戒継続 WHO 】
2010年2月25日
WHO(世界保健機関)は、新型インフルエンザの世界の感染状況について、北米・ヨーロッッパ 西部では感染のピークを過ぎたとみられる一方で、西アフリカなど一部の地域で感染が拡大 していることなどから、ピークを越えたと判断するのは時期高尚だとして、当面、最高レベル の警戒を継続する考えを示した。
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新型インフル搬送患者を自動集計、消防庁 】
2010年2月22日
総務省消防庁は、新型インフルエンザの感染が疑われる患者の救急搬送データを全国の 自治体消防本部から直接収集することを決めた。 鳥由来など強毒性のウィルスが発生した場合に備え、流行状況をより早く把握できる ようにするのが狙いで、重症患者が出ている地域の広がりを早期に察知し、市民の 予防啓発や救急隊員の感染対策、病院の空きベッド確保につなげる。 オンラインで自動集計できるシステムを3月上旬に導入する。
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インフル患者、3週連続で減少 】
2010年2月22日
国立感染症研究所は19日、全国約5000医療機関を対象にした定点調査の結果、 2/8〜2/14に新たに医療機関を受診したインフルエンザ患者は1医療機関当り2.81人 (前週4.26人)で3週続けて減少したと発表した。 定点以外を含む全国の医療期間を1週間に受診した患者数は約15万人。(前週 22万人)ほとんどが新型で、これまでの累積の推計患者数は約2043万人。 佐賀を除く46都道府県で前週より減少し、約7ヶ月ぶりに全都道府県が警報レベル の10.00を下回った。
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インフル患者、2週連続で減少 】
2010年2月15日
国立感染症研究所は12日、全国約5000医療機関を対象にした定点調査の結果、 2/1〜2/7に新たに医療機関を受診したインフルエンザ患者は1医療機関当り4.26人 (前週6.48人)で2週続けて減少したと発表した。 定点以外を含む全国の医療期間を1週間に受診した患者数は約22万人。(前週 35万人)ほとんどが新型で、これまでの累積の推計患者数は約2028万人。 秋田を除く46都道府県で前週より減少し、警報レベルの10.00を超えたのは、山梨県 (10.70)、福井県(10.53)、沖縄県(10.12)の3県となった。
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インフルエンザ脳症、急増 】
2010年2月10日
国立感染症研究所のまとめで、インフルエンザによる脳症の患者数が、例年に比べて 急増していることが8日わかった。09/7/6〜10/1/24に報告されたインフルエンザ脳症の 患者285人のうち、8割以上の240人が新型インフルエンザによる。年齢は7歳が最多で、 5〜9歳が中心だった。例年の報告数は40〜50人で、患者は0〜4歳が中心となって いる。
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